田舎暮らしか別荘か……

セカンドハウスを探すにあたって、物件は大まかに2種類に分かれます。普通の物件。そして管理された別荘物件です。

 

別荘地だと、基本的には管理会社があって、定額の管理費がかかります。かかる金額はピンキリで、僕が見た範囲だと、月額5,000円~10,000円ぐらいのイメージかなと思います。これに電気、ガスなどの費用がかかります。高級別荘地や、温泉が使える別荘地だともっともっと高額になります。温泉だけで月額1万円追加とかですから。

 

僕はお金持ちではありませんので、最初は別荘地は完全に候補から外して、別荘地外の中古物件や土地を探していました。安い土地だけ買って小屋を手作りしてローコストで暮らす、みたいな生活をしている人たちを参考にあれこれ探しておりました。

 

しかしいろいろ探しているうちに、これは管理された別荘地のほうがよさそうだ……と思い直しました。

 

まず、月額コストがそこまで変わらないことです。というのも、別荘地の管理費用には、水道の基本料、下水処理料が含まれているのです(もちろん別荘地によると思いますが)。山間の地域だと下水道が来ていない場合が多いですが、その場合は「個別浄化槽」という一家に一台の超小型下水処理場みたいなのを使って下水処理をするわけですが、その管理維持費用なんかもかかります。そういう部分も考えると、別荘地の月額管理費用は大きな追加コストとは言えないと思った次第です。

 

それから、別荘地外に住む難しさを語る人の多さを感じたことです。ご近所さんとのお付き合いや自治会との関係なんかですね。ゴミ集積場を自治会が管理しているから、ごみを出すために自治会の各種行事や活動に参加しないといけないという経験談なんかは考えさせられました。もちろん、そんなトラブルなく楽しく暮らしている方も多いとは思うのですが、森に逃げ込みたい!という身からするとぞっとしてしまう訳です。やっぱ人間関係が一番怖いです、はい。

 

そういうわずらわしさ一切なしで、必要なサポートをしてくれる管理会社があるというのはありがたい。ということで、管理費との相談ではありますが、別荘地も候補に入れて本格的な物件探しをはじめました。