床下の現状把握

岩場の匍匐前進であちこち擦り傷のふにゃまです。いてて……。

さて、なんでまた岩場で匍匐前進かというと……。

この荒涼たる岩場こそがマイセカンドハウスの床下なのです。

ここは「別荘地 十里木南富士」という場所なのですが、富士山の2合目あたりになるのかな? 標高1000mの、ある意味富士山の一部という場所です。つまり「地面はすべて富士山の溶岩!」という土地なのです。

見ての通り布基礎+独立基礎のようなオープンな床下になっておりまして、開いている場所から匍匐前進で侵入する形となります。ごつごつしてます。ごりごりしてます。痛いです。対策のため買ってきたヨガマットなど敷きつつがんばって移動しております。

痛くて大変ではあるのですが、なにせ穴だらけの溶岩で敷き詰められているわけで、水はけはものすごくよさそうです。オープンなことも相まって、床下の湿度は大丈夫そうです。見ての通り大引きもむき出しで防腐塗装なんかも何もされていないのですがきれいなものでした。

さて、事前に確認できていたことではあるのですが、やはり破損個所はいくつもあります。

見えるでしょうか。床下の板に穴が開いて、中のグラスウールがおっこちてきてしまっています。この物件、ねずみが頻繁にでるという話でしたが、こんな暖かな巣作り場所があれば、それはもう住み着きますよね。とりあえずグラスウールをぐいぐいと押し込んで、ベニヤ板で塞いでおきました。応急修理ですけどね。

この穴などから確認できた床の構造はこんな感じでした。

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てきとーに作った絵なのでちょっと見にくいですが……。断熱材はグラスウール。でも防湿もちゃんとされていない構造ゆえ、もう効果は無さそうです。そして最下部はどうもケイカル板という板が使われているみたいでした。水濡れに強くて安いから選ばれたんだと思うのですが、柔らかい石膏ボードのようなものなので、年月とともに割れ、崩れがあちこちに。なにせ釘で根太に打ち込んであるだけなので、釘周りがぐずぐずになって板ごと落っこちてしまっているような場所が多いのです。

とりあえず応急処置をしつつ、遠からぬうちに根本的な作り替えが必要になりそうです。ま、20坪程度の小さな家です。一人でもなんとかなるっ!