客間-03 天井裏ちぇーっく!

山荘にいると、周りが森で杉もいっぱい生えてるのに、なぜか花粉症が出ないふにゃまです。地面が土になっていると花粉があまり舞わないというのは本当なのかもですねー。

さて、コメントをいただいていたので早速天井裏のことを。

物件探しをしているとき、安く売られている古い物件だと、よく雨漏り跡を見ました。この辺だと湿度が高いものですから、雨漏りで天井が湿るとすぐにカビが生えちゃうみたいで、天井に雨染みと白カビがびっしり!みたいな感じでした。ああいうの気が滅入りますよね。

僕の山荘も、購入時に客間のほうの天井板があちこち傷んでいるのが気になりました。でも白カビが生えてる訳じゃなく、しかも雨漏りにしては数が多すぎるなぁと不思議に思って持ち主様に確認してもらったところ、ハクビシンのせいであるというお話でした。

ちょっと汚い話なのですが、ハクビシンが天井裏に巣を作って住み込むと、おしっこをしちゃうらしく、その水分で天井板もあちこち傷んでしまうそうです。しかも不衛生で困りますよね。持ち主様もそれに困ったらしく、天井裏の消毒と整備を業者さんにしてもらったからもう大丈夫、というお話でした。

だがしかし! 自分の目で調査することも必要であります! そこで、先日大雨が降った日に、雨漏り確認もかねて天井裏に侵入しました。

↑ 押し入れの天井裏点検蓋を開けてみると、枯れ葉がざざっと落ちてきました……。おそらくは小動物とか鳥が入り込んでいた時に持ち込んだんでしょう。キツツキが軒天に開けた穴が侵入口だったらしいのですが、今ではふさがれているので、天井裏は無人(?)になっています。

 

↑ 天井裏の様子です。グラスウールの断熱材があちこち破られてボロボロに。そしてところどころに枯れ葉やドングリの殻などが転がっていて、長いこと小動物の住処になっていたことが良くわかります。天井裏の断熱を本気で考えるなら、この辺は全部入れ替えないとですなぁ。

 

↑ 問題の客間天井上だけは真新しいロックウールが敷き詰めてありました。これが昨年行われた業者さんのお仕事ですね。外は結構な雨ですが、水が垂れてくる音もなく、水が溜まっている場所も見当たらないので、雨漏りは大丈夫そうでほっと一息です。しかししかし、この客間上から少しでも外れた場所はぼろぼろのグラスウールに枯れ葉などのゴミだらけ。うーん、業者さんへの依頼はこの客間部分だけだったのだろうから仕方ないですが、ハクビシンはこの天井裏を全部駆け回っていたはず。ほかの場所も一度綺麗に掃除して、断熱材も新しくする必要がありそうです。

雨漏りの件はとりあえず大丈夫そうでほっとしつつ、また課題が増えてちょっとげんなりな雨の日でした。