洗面所-27 洗面所の仮完成

つ、疲れたよ……ふにゃまです。

ほんと、洗面所にここまで労力がかかるとは夢にも思っていませんでした。しかも、手間のかかる床の貼り換えを省いてこれですからねー。作業見積もりの甘さを痛感しております。

とはいえ、とりあえずは普通に使えるようになった洗面所です。

↑ before ↓after

洗面台は新調。幅を75cmから60cmに縮小しました。また、鏡の中に歯ブラシ等を収納できるモデルを選んだので、そういった小物が一切見えず、生活感の漂わない洗面台となりました。

↑ before ↓after

給湯器は屋外に。洗濯機を奥に移動して手前に収納作成予定。壁は杉の羽目板に。洗濯機奥と天井はペンキでチョコレート色に塗装しました。

↑ 床はクッションフロアを新調。しかし床板はそのままなので、湿気でべこべこになっている場所あり。そのうちまた貼り換えが必要です。

↑ 配電盤周辺についていた追加機材はすべて取っ払って、一面羽目板壁になっています。

このような結果となりました。

今後、同じような作業をされる方のためにも、全体を通して思ったことをまとめておきますと……

1)床板は貼りかえるべき!
 合板はやっぱり湿気でどんどん劣化しちゃいますね。合板を使用している場所で古くなっているところはすべて交換する前提で準備すべきだと思いました。

2)石膏ボード壁は結構簡単に破壊できる
 バールでよいしょーって叩くだけで穴が開きます。隅々まできれいにはがし切るのは大変ですが、簡単に壊せるというのはすごいアドバンテージだと思います。

3)水道周りはコツが必要で結構時間がかかる
 規格上はあっていて、ちゃんと情報通りシールテープを巻いているのに、少しずつ水がにじんできてやり直し、というのは数えきれないくらいやりました。本当にちょっとした違いみたいで、コツをつかむまで大変でした。時間とシールテープに余裕をもって挑むべきかと。

4)古いクッションフロアはきれいに剥がす!
 クッションフロアの貼り換えは、旧クッションフロアをきれいに剥がして型紙にすれば本当に楽!これはクッションフロア貼り換えで検索すると大体言われていることですが、ほんとにそうでした。採寸とか一切せずに済みますから、ほんとに楽ちんです。

5)羽目板貼りは工業製品みたいにスポっと入らない
 羽目板は羽目板同士がスポっとはまって固定していけるようになってはいるのですが、なにせ木を薄く加工してありますから、反ったりゆがんだり、節があったり、いろんな要因でなかなかうまく入りません。うまく入らないから、反対側からがつがつハンマーでたたいてはめ込むと、そのハンマーの衝撃でゆがみが出て、次の羽目板がまた入らない、なんて悪循環もありました。丁寧に扱うこと、時間がかかることを覚悟すること、なんかが必要かなと思います。

とまぁ、いろいろ書きましたが、羽目板なんて触ったこともない全くの素人が、実作業日数にして10日間ぐらいでこのぐらいの改装が出来ました。今はネットで何でも調べられますから、やろうと思えば(仕上がりに贅沢を言わなければ)何でもできる!と感じます。僕もこれからもいろいろ作業を進めると思いますが、これから挑戦される皆さんもぜひ頑張ってください。