防寒-03 二重窓自作実験計画

実は子どものころから実験が好きなふにゃまです。息子が科学実験教室に通ってるのがちょっとうらやましい……パパも参加したいぐらいです。

さてさて、引き続き防寒のためにリビングやロフトの窓を何とかする話です。

窓やアルミサッシが冷たい外気と暖かい内気に挟まれ、そこで熱交換が行われて熱が逃げたり、結露したりする問題があります。それを解決するために、例えばサッシをアルミから樹脂製にしたり、ペアガラスにしたりするわけですが、それを業者さんに頼む資金が厳しい!というのが現在僕が置かれた状況なわけです。ぐぬぬ……

実は家でもそのような状況でしたので、ポリカ中空板を使った二重窓を自作しました。

 

 ↑ こんな感じでキットが売られていますが、今ある窓の内側に簡易サッシを作って、そこにポリカ中空板というプラスチック製の板を窓ガラス代わりにして簡易的な内窓を作るわけです。

僕はキットは使わず自作しましたが、やはり冷える場所ほど効果絶大でした。特に浴室なんかはものすごい効果ありましたね。

これと同じような考え方で、高所の窓に内窓を付けよう! と考えております。なにせ羽目殺しの窓ですからただ固定するだけです。作業そのものは(高所で大変であることを除けば)大したことはなさそうです。また、せっかく森や空が見える窓が半透明になってしまうのは寂しいので、完全に透明な板を使いたいと思っております。

ただ、実際にやってみないと分からない問題がいくつか。

1)本来ペアガラスは、ガラス間を真空にしているはずです。しかし自作羽目殺し二重窓だと中の空気が残っているわけで、その空気が冷やされたり温められることで「窓内結露」なんかが起きると予想されます。それを防ぐために、完全に密閉したうえで内部に乾燥材(シリカゲルですね)を入れておいて結露を防げないかと思っているのですが、その程度で本当に対応できるのか? ちなみに、同様の考え方でフィルムを貼るタイプの商品がありますが、これも窓とフィルムの隙間に乾燥材を入れます。同じようにうまくいくかなぁ。

2)ガラスの代わりにポリカーボネートやアクリルを使う訳ですが、ガラスより熱による膨張収縮が大きい素材です。ですので何の工夫もなく両面テープで固定しちゃうと、それに耐えられずにゆがんだり外れたりしてしまうはず。その対策をどうするか?

実際に作ってみると、他にもいろいろ問題がでてくるかも……。

こういった懸念点を確認するため、まずは実験として、ロフトの窓を二重化して様子を見てみようと思います。それで大丈夫なようであればリビング高窓も同じようにしてみようかと!

しかし、こんな悠長なことをやっているうちに冬が来てしまいそうな気がしますけど! その時は室内で暖かい服装をしよう……うん。