ウッドデッキ-11 豊かな個性も場合によりけりだと思うのです!
木材の個性についての話ですが。ふにゃまです。
さて、とりあえず最低限の塗装が終わったところで作業に入ります。本当は塗装をもっと頑張りたいんですけどね! というのも、塗装は乾燥まで24時間。石油臭がひどいから屋内で作業はできず、雨が降るとせっかくの塗装が台無し! 作業できる日が限られているのです。標高が高く天気が変わりやすい十里木で、しかも雨男の僕が晴れを祈るという悪条件の中で、24時間の晴天はなかなかないのですよ……とほほ。
しかし今回は「この施工方法でほんとにできるの?」の確認が先! という訳で施工というより実験にはいります!
↑ 束を立てる場所の一例。岩です岩。掘っても岩です。岩。もー、地質的には本当に困った場所ですよね!
↑ 掘って、岩の隙間をなるべく埋めるように砂利をざらざらと流し込み、簡単にですが転圧し、基礎ブロックを置いて、束を立てたところです。1か所でもう疲れたよ……
↑ そして鋼製束の上に大引きを載せて仮固定します。あくまで実験ですので、基礎ブロックもまだモルタルで固めたりはしていない状態です。
↑ そして実際にデッキ材を載せてみたところです。これで強度が大丈夫かを確認したかったわけです。
結果は……
【微妙!】
強度は大丈夫そうなんです。ただ、一つ大きな見落としをしていました。それがタイトルになっている個性です。鋼製束は規格品できちんとまっすぐで、高さ調整もできて予定通りだったのですが……その鋼製束で固定する大引きは天然木ですから、当然ながらゆがみとか反りがあるんですよね! そのせいで、1本の大引きについている3本の束が微妙にずれていて、カチッと立たないんですよね。びみょーーに垂直じゃない感じなんでしょうね、束が。でもまぁ、高さは調整出来てるし、強度も大丈夫ですから、今回はこのまま進めてみて、最後に束を固定する段階でまだがたつきがあったら、束と基礎の間にスペーサーを入れるなりで調整する感じで考えようかなと思っております。うむむ、楽をするのも難しい!
というところで今日のところは時間切れです。続きはまた次の晴れの日になりそうです。