生き物侵入対策 1年間のまとめ 虫編
4/12も雪が降ってウッドデッキ作業はお休みのふにゃまです。ちゃんと天気予報見て作業計画立てたのに……晴れるって言ってたのに……
という訳で今日は別の話題。いつも必死になっていた虫侵入対策のまとめです。
【虫編】
1年前の山荘購入当初は虫の進入、特にクモの侵入に悩まされていました。また、購入時に見た前持ち主様の仕掛けた罠にはカマドウマが大量に! 秋までには何とかしないと室内がカマドウマだらけになって大変だ! という危機感の元、奮戦しておりました。
そして現在。対策が効いたのか、室内で虫を見ることはほぼなくなりました。
振り返ってみて思うことは
「うちのような古い日本家屋で、床下や壁内、天井裏への虫の進入を完全に防ぐことは不可能である。だから、そういった場所から室内への進入を防ぐことが大事」
ということです。もちろん、壁内や天井裏への進入阻止も頑張るべきで、今後も続けていくつもりですが……
↑ 山荘購入初期に虫の侵入経路探索で発見した、押し入れ内の穴。もしかしたら換気用なのかもしれませんが、壁内の空洞と通じていて、こんなの虫が出入りし放題です。もちろん塞いでしまいました。
↑ 分電盤の隙間を塞いだ写真です。分電盤は石膏ボードに穴をあけて、ケーブルを通しつつ取り付けられています。そういったケーブルの取り出し穴が隙間だらけで、隙間風がビュービューと吹き込んでいました。壁内が空洞になっていて、床下や天井裏とつながっているので、生物が出入りし放題だった訳です。穴が大きくて、ここはおそらくネズミの侵入経路にもなっていたようです。
↑ すっごいわかりにくい写真なのですが、これは畳を引っぺがしたところです。和室はほとんどそうだと思うのですが、畳を引っぺがすと、換気のため? 壁に沿ってずっと隙間が開いていて、それが床下なんかにつながっています。虫もそうですけど、ここから侵入する湿気で、畳がこの口のあたりだけ腐っていました。
↑ これはびっくりしました。出窓のところについている丸太の飾り柱?なのですが、割れ防止のためにあらかじめつけられている溝?のところが、天井裏、壁内などの継ぎ目部分で塞ぐ処理がされておらず、空気も虫も出入り放題となっていました。
↑ これはトイレの換気口の屋外側です。シャッターを閉じたところで隙間だらけなので、当然虫が入り放題です。トイレ内にハチが飛び回ってましたからね。びっくりしましたよ! 外側から網戸用の網を張り付けて虫の進入を防いでいます。
↑ これは梁と柱をつないでいる継ぎ目のあたりです。この写真の角度では見えないのですが、この梁の奥、見えないところに隙間があるらしく、冷気が入り込んでいました。ここが相当大きな隙間だったらしく、しかも天井裏に直結していまして、天井裏に入り込んだ虫(特に大きなアシダカグモ)の室内への入口になっていました。ここをパテで塞いでから、室内でアシダカグモを一切見なくなりました。
結局は、隙間を見つけて丁寧につぶしていくこと、これに尽きると思います。例えば柱の裏側みたいな、普通全く目につかない場所が怪しいです!
以前も書いたのですが「あらゆる場所を手でなぞってみて、冷気を感じる場所を丁寧にチェックする」みたいな確認が良いかなと思います。
ちなみに、床下に潜り込んでみると、湿っぽい場所はやっぱりカマドウマでいっぱいです。天井裏に行くとクモの巣とか見かけます。でも、室内にさえ入ってこなければ良いのです! 本当は天井裏に入るのは防ぎたいんですけどねー。ちょっとずつ対策してもいつになることやらって感じです。
何はともあれ、虫嫌いな僕が安心して滞在できる山荘になったのは本当に嬉しいことです。築36年の木造家屋でもがんばれば虫の進入を防げるということで、虫嫌いの同志たちよ、是非がんばりましょう!