洗面所-11 断熱材はパズルのように
偽匠のふにゃまです。
さて続きです。石膏ボードの撤去が終わったところで、壁に断熱材を入れてみようと思います。こんな一部分だけを断熱処理してもおそらく全く効果はないと思いますが、先々に向けての練習と、部分部分でも処理し続けていけばいつかは密閉度の高い室内にしていけるかもなので……。
断熱材の選択ですが、楽なのはグラスウールなんかの柔らか系です。なにせタッカーで固定するだけですし。でも、規格通りのサイズじゃない壁に隙間なくきれいにグラスウールを敷き詰めていくのは僕の技術ではおそらく無理です。あちこちに隙間がある、ほぼ意味のない断熱処理となってしまうでしょう。
そこで、面倒ではあるのですがスタイロフォームを使うことにします。壁の形に合わせて一枚一枚切って、はめ込んでいく、みたいな感じになります。できるだけぴったりとはめ込んでいくことができれば、長期間安定して断熱してくれるはずです。
あと、スタイロフォームはホームセンターで気軽に買えますから、一人でちょっとずつ作業を進めていくというスタイルにはあっていますよね。今できる作業分だけ買ってこればいいですから。
という訳で、40mm厚のスタイロフォームと構造用針葉樹合板を5枚づつ買ってきて、いざ作業開始です!
↑ スタイロフォームのよいところは、カッターで簡単に切れるところです。なるべく正確にサイズを測って切っていきます。が、そもそも柱がまっすぐじゃないとか、角が直角じゃないとかで、サイズを合わせるのが大変! 少し余裕をもって切って、実際にあててみて余分な部分を削り取って、みたいな感じでがんばって……
↑ すっぽり! なお、すごく細い場所とかは発泡ウレタンスプレーを吹き付けて処理することにしました。写真のドアの周りなんかにはみ出ている白い泡みたいなのがそれです。最後、はみ出た部分をカッターで切り取って、足りない部分に埋めて、みたいな処理をする予定です。
↑ 余分な木材部分とかスイッチ部分とかは切り欠きして何とかきれいに収まるように作っていきます。なんというか、パズルのピースを手作りしてる気分です。
やっぱりいろいろ失敗して、結構隙間が開いてしまった場所なんかもありますが、隙間はできるだけコーキング材を分厚く流し込んでみたりしてできる限り埋めておきました。素人仕事ですからしょうがないですね、うん!
↑ なんとか完成。こうして隙間風が入らなくなっただけではっきり体感できるほど温度が違います。やっぱり床下や天井裏からの空気が室内に入ってくる隙間を埋め尽すことが大事で、そのうえで断熱も行われている、という状況にしたいですね。
さて、次は合板を貼って壁を完成させる予定です。
つづく