猫騒動

【ご注意】
今回は、動物の悲しい話です。そういうのが嫌いな方は今回は飛ばしてください。

 

 

動物はだいたい何でもOK。両生類や爬虫類も好き。しかし虫だけはどうしてもダメなふにゃまです。眺めるだけなら好きなんですけどね。アリの行列とか……

 

動物好きの僕としては、山荘を訪れた際に散歩する時間がとても楽しいです。シカを見つけると嬉しいですし、様々な鳥とか、道路を横切るリスとか、いろいろ出会いがあります。

そういうった野生動物以外に、半野生動物?というべきか、野良猫も少しだけ住み着いてるみたいで、たまーに見かけます。そういう時は、にゃーにゃーと声をかけるのですが、なにせ野良ですから遠巻きに警戒されるだけですが。

さて先日の朝散歩の際、道路脇でうずくまる子猫を見つけました。ハエがたくさんたかっていて、どうやら死んでいるのか……と近づいてみると、顔が少しだけ動いて、ハエを嫌がるようなしぐさをしました。触れてみるとまだ生きています。しかし瀕死ともいえる状況なのは間違いなさそうです。慌てて抱き上げて連れて帰りました。

↑ 抱っこしたところ、警戒してか身をよじるのですが、振り払う元気もなく、水を自力で飲むこともできない様子。近くの動物病院を探してすぐに連れて行きました。とはいえ一番近くても15kmとか離れているのですが……

診察結果、ひどい状態で目も見えていないようだと。とりあえず点滴と検査をして頑張っていただけることになったのですが……

拾ってから5時間ほど後に、息を引き取りました。おそらく生後2か月ぐらい。検査結果によると、白血球がほぼゼロになっていて、もうどうすることもできないほど衰弱していたようです。

僕が自宅で飼っている猫はすべて、里親会でもらってきたもので、この子と同じように親とはぐれて保護された子猫でした。この子も同じように助かって、我が家の一員になってほしかった。悲しい結果でした。