ウッドデッキ-07 いかに楽な施工をするかっ!

一番好きな漢字は「楽」かもしれないふにゃまです。あ、「金」も好きかも。

さて、そんな僕ですが、過去2回ウッドデッキを作ったことがあります。この時がDIY初体験みたいな感じで、丸ノコを初めて使ったとかそんなレベルでした。それでよくDIYしたよなーと思いますが、それを後押ししてくれるような情報がいっぱいあったんですよね。書籍だったり、販売店のHPだったり。実際、素人でも作りやすいように工夫された施工方法がいろいろあります。

https://www.diy-shop.jp/second/wood-deck/how-to_plan.html

↑ こちらはウッドデッキの材料なんかを販売している有名な会社さんのHowToページです。丁寧ですよねー。

ウッドデッキを自作する際、一番大変なのは、高さをミリ単位でそろえることだと思うんです。そうしないと水平にならない。そのためには、基礎の高さ、それに載せる束柱の高さ、このあたりを正確にそろえないといけないです。

必要な場所に沓石を置いて、水盛りを使って正確に高さを出した水糸に合わせ高さを調整する。これが実はすごい難しいです。きれいにそろえたつもりでも、ちょっと力が加わると沈んじゃったり、傾いて水平じゃなくなったりみたいな。プロなら当たり前にできちゃうんでしょうけど、実際に自分でやるとほんとに難しいですよ!

そこで楽をするために、沓石は、水平であれば高さはほどほどあっていればよいというやり方があります。束柱の方で調整するやり方ですね。でも、束柱を立てて、その上に大引きを載せるには、大引きの水平を保つため、沓石ひとつひとつごとに、その沓石の高さに合わせた長さの束柱を用意する必要が出てきます。め、めんどいですよね。まして、束柱って900×900とか使いますから、太すぎて丸ノコで切るのも大変なんです。それでミリ単位の正確な長さにするのもなぁ。

で、もっと楽な方法がとられます。

http://cadiy3d.com/wp/archives/6642/

↑ こちらはCADソフトの紹介ページなのですがわかりやすかったのでリンクさせてもらいました。このページで言うところの「サンドイッチ工法」ですね。

このやり方だと「沓石は高さは適当で水平だけちゃんと出して固定する」「束柱も高さはほどほどに合わせる(数cm程度の誤差が許容範囲)」というひじょーにおおざっぱな施工でウッドデッキの基礎部分を作ることができます。僕が前にウッドデッキを作った時もこのやり方でした。

しかし、悩みました! というのも、とにかく湿気が多くて腐りやすいこの土地柄。ここで、このサンドイッチ工法にすると、荷重をコーススレッドで受けるような作りだと、その部分がちょっと脆くなるだけで、すぐ崩壊したりしちゃうんじゃないか? とか、基礎部分も部分交換できるような設計にしておかないと、すぐ一部分が腐って全体やり直しにならないか?とか。うーむ。

あと、もっと楽がしたい……。

そんなわけで、今回は全然違う設計を実験的にやってみようと思います。また、部分的にダメになっても交換が楽なよう、木材もすべて近所のホームセンターで買える、しかも2×4みたいな規格サイズで。では実際どうなるか……次回に続きます