リビング-04 床材の決定
つづきです。
前回、「今の床の上から新しいのを貼る」パターンで進めることとしました。では、どんな床にするのかですが、これまたいくつかパターンがあります。
まずはあこがれの「無垢フローリング」。本物の木を床用に加工したやつを張っていくやつですね。
↑ こんな感じの専門業者さんなんかもあります。DIYでやっておられる方もいっぱいいますね。
無垢はロマンではあるのですが、メンテナンスが結構大変みたいです。しっかりワックスを塗ってメンテナンスをすることや、水なんかをこぼしたときの対処なんかもあるようで……めんどくさがりの僕では後悔しそうだなぁ……。
無垢フローリングでも、こういったメンテナンスを楽にしたウレタン塗装済みなんかのものも売っています。ただしウレタン塗装というとコーティングですから、木の香りや触り心地はなくなっちゃいますよね。うーん……
また、無垢じゃないけど、木を使った普通のフローリング材もあります。今の床もそうですし、一般的な住宅のフローリングはほとんどこれでしょうね。
そして、もう木であることにこだわらず「木風」でいいや!となれば、フローリングタイルとかフローリングマットを使うことになります。
価格的に見ても、無垢がダントツで高く、マットやタイルなら安い、となります。
いかに本物の木にこだわるか、という感じの話しですね。
これはずいぶん悩みました。せっかくの山荘ですから木にこだわりたい気もするし、やりたいことがあちこち手つかずになっている現状では楽なのも大事だなとか……。あとはフローリングマットだとさすがにちょっと安っぽいかなとか。
あとは一人でDIYするというのもポイントです。二人以上なら楽なことでも一人だとめちゃめちゃ大変なんて言うことも多いですから。例えば今回はキッチンの床も対象ですから、冷蔵庫の退避なんていう難事業もあるわけです……
結果、選択したのはこれです。楽天の商品ページですが……
およそ90cm×15cmの木風タイルをぺたぺたと貼り付けていく商品です。
まず良いポイントが「カッターで簡単に切れる」ということです。今回床を貼る空間は変則的な形をしていますから、現場合わせで細かく切ってはめ込んでいく場所がたくさんあります。そういう作業がとっても簡単で済みます。あとは、大物家具や電化製品は動かさず、家具に合わせた形に切って周辺を埋める形で貼るというやり方もやりやすいです。
次に質感がなかなかよかったことです。サンプルを取り寄せてみたのですが、エンボス加工されていて……要は木目風に凸凹しているので、何となく木の床っぽく感じるんですよね。
さすがにフローリングマットよりは高かったけど、無垢フローリングと比べたらうんと安いですし、まずはこれでやってみようと思います!