ウッドデッキ-14 凸凹地形に基礎を作る

はい、ウッドデッキの続きです。

前回は整地を頑張っておりましたが、すべて平らにきれいに、というのは大変ですから、束石を置く部分だけがんばっております。

 

↑ 束石を置く部分だけは掘って、砂利を敷き詰め、モルタルを流してから束石(の代わりのブロック)を置いて水平を出していきます。

 

↑ という作業を地道に一個一個。しかし、笑っちゃうくらい高さがバラバラです! 本来なら水糸をはって、高さはすべて統一なんですけど、それをしようと思ったら、巨大な岩を砕いたり、必死に埋めたてしたり、でっかい切り株を抜いたり……などと考えるのも嫌な作業が待っております。今回は高さ調整が自在の鋼製束を使っていますから、高さはまちまちで良いのです! 水平だけしっかりとるよう頑張ってます。

 

↑ どうせ高さがバラバラならと、旧ウッドデッキで使われていた年代物の束石も再利用します。やっぱり鋼製束だけだとぐらぐらしちゃいますから、角なんかはこの束石で、ちゃんと柱を立てようかなと思ってます。

 

↑ こんな感じで追加分も無事できました。写真一番奥の向かって左側は、既存デッキの残っている部分と束石位置が競合しちゃって、無理やり斜めにして置いています。なんかもう無理やりだなー。

そしてこの翌日の話しなのですが、実際に合わせてみたら、2つほど大きくずれていてやり直しました……

作業しにくい場所で、水糸の柱も立てられず、結構いい加減な位置合わせをしていたのがあだになりました。やっぱりあれですね、手間がかかっても、冷静に、正確に。これが結局一番はやいかも。と、いつも同じ反省をするふにゃまです。

ウッドデッキ-13 さらなる拡張と立ちふさがる地形

ウッドデッキ作業の続きです。

今回のウッドデッキ作業部分は、長さが3640mm、幅が3450mm程度です。1820mmの2×6材をずらっと25本並べる かける2 という感じです。

前回作った部分が、1820×3450です。これから残り半分の作業に入る感じです。

↑ これが前回終了時点。ここから拡張していきます。しかしその前に問題が……

 

↑ 束石を置く場所あたりがこのありさま。草木が生い茂り、しかもものすごくへこんでいます。うーむ。

 

↑ そして恒例の、立ちふさがる岩。ほんともう、どっちを向いても、どこを掘っても、岩!岩!岩! デス

↑ 当然、コンクリートハンマーで砕いてやりましたよ! すっかりコツをつかみまして、コンクリートハンマーで岩を砕くのは、もうお手の物です。

 

↑ そして、岩や石がいくらでも転がっているというのはありがたい面もあります。ここは大きなくぼみになっていた場所ですが、その辺から大量の石を持ってきて埋め立ててます。

ウッドデッキ作業といいながら、整地作業だけで時間が過ぎていくのでありました。

リスもすっかりなじんできました

エサやりおじさん、ふにゃまです。

来るたびに庭のエサ台に食べ物を入れ続けてはや1年。いろいろな鳥やリスが来るようになった話はもう書きましたが……

funyama.hatenablog.com

 ↑ これですね。いろいろな鳥が来るようになったり、リスやクマネズミなんかもたまに来ます、という感じでした。

 

その後もせっせとひまわりの種を補充し続けた結果、リスもネズミも餌場と認識したようで、しょっちゅう来るようになりました!

youtu.be

↑ 最初のころは部屋内で人が動いただけでも逃げていたのに、今ではウッドデッキに人がいても気にせず食べてます。食欲には勝てないらしいです……かわいい。

しらべてみたところ、この子はスタンダードな「ニホンリス」のようですね。おなかが白いのが特徴なようです。外来種に駆逐されないよう、元気にそだってほしいものです。

リビング-06 意外と簡単に広がる新床

はい、床の続きです。

前回も書きました通り、面倒なのは端っことかの細かい部分です。広い面なんかはひたすら貼ればよいだけですが、端っこの方は形を合わせて切って、上手くはまらなければ微調整して……というめんどくさい作業をちまちまと進めることになります。

↑ 下駄箱の出っ張り。こういう場所は凹みたいな形に切らないと行けなくてめんどいです!

そして、これまた前に書きました通り、大物家具はそのままで床を貼ることにしております。ということは家具の部分も変則的に切らないといけない訳です。具体的には、食器棚と冷蔵庫のところですね!

↑ 食器棚の前で、形を合わせているところです。斜めにカットしないといけない場所が多くてめんどいです……カッターで切れるから楽ではあるのですが!

↑ こんな感じで、スポっと。違和感なくてほっとしました。


↑ これは家具周りを貼る前ですが、こんな感じで貼っていっています。

 

一番面倒なキッチン回りが大体終わったのでほっと一息なのですが、ここでタイムアップ。リビングのほうはまた次の機会となりました。次に行ったときには完成できるかなー。

 

リビング-05 助っ人とともに

またまた続きです。

記事を書いたのはつい最近ですが、床材を決めたのは4月下旬ごろ。注文して届いておりましたが、ウッドデッキで忙しくて放置してあったのです。

ゴールデンウィークの滞在中に、少し作業をすすめました。子どもが一緒にやってみたいというので、妻ともども助っ人として参加です! 説明したりするのは大変ですが、一人で作業するよりずっと楽しくてはかどりますね!

さて、実際に作業しようとすると、問題になるのが壁際などの隅っこの方です。

↑ 木くずで汚い写真で申し訳ないです。ここはトイレ扉前なのですが、壁の巾木にそって貼っていこうと思ったところ、このドア枠というべきか、その装飾というべきかの枠が、巾木より数ミリですが出っ張っているんですよね。こういう感じの場所の対処が必要です。一番下数ミリほど削り取って、フローリングタイルがスポっと入るようにしております……

↑ うまく入った! おいてあるのがフローリングタイルです。白い紙が見えていますが、これが粘着面保護紙でして、これをはがしてペタッと貼り付けるだけ、という簡単仕様です。

↑ 子どもと二人一組で貼っていきます。色合いは今までの床に近いものにしましたので、見た目あんまり違いが分からないですよねー。

↑ はい、そんなわけで廊下にどんどん貼っていっています。意外と隙間なく貼れていて一安心です。またまた続く

リビング-04 床材の決定

つづきです。

前回、「今の床の上から新しいのを貼る」パターンで進めることとしました。では、どんな床にするのかですが、これまたいくつかパターンがあります。

まずはあこがれの「無垢フローリング」。本物の木を床用に加工したやつを張っていくやつですね。

www.muku-flooring.com

↑ こんな感じの専門業者さんなんかもあります。DIYでやっておられる方もいっぱいいますね。

無垢はロマンではあるのですが、メンテナンスが結構大変みたいです。しっかりワックスを塗ってメンテナンスをすることや、水なんかをこぼしたときの対処なんかもあるようで……めんどくさがりの僕では後悔しそうだなぁ……。

無垢フローリングでも、こういったメンテナンスを楽にしたウレタン塗装済みなんかのものも売っています。ただしウレタン塗装というとコーティングですから、木の香りや触り心地はなくなっちゃいますよね。うーん……

また、無垢じゃないけど、木を使った普通のフローリング材もあります。今の床もそうですし、一般的な住宅のフローリングはほとんどこれでしょうね。

そして、もう木であることにこだわらず「木風」でいいや!となれば、フローリングタイルとかフローリングマットを使うことになります。

価格的に見ても、無垢がダントツで高く、マットやタイルなら安い、となります。

いかに本物の木にこだわるか、という感じの話しですね。

これはずいぶん悩みました。せっかくの山荘ですから木にこだわりたい気もするし、やりたいことがあちこち手つかずになっている現状では楽なのも大事だなとか……。あとはフローリングマットだとさすがにちょっと安っぽいかなとか。

あとは一人でDIYするというのもポイントです。二人以上なら楽なことでも一人だとめちゃめちゃ大変なんて言うことも多いですから。例えば今回はキッチンの床も対象ですから、冷蔵庫の退避なんていう難事業もあるわけです……

結果、選択したのはこれです。楽天の商品ページですが……

item.rakuten.co.jp

およそ90cm×15cmの木風タイルをぺたぺたと貼り付けていく商品です。

まず良いポイントが「カッターで簡単に切れる」ということです。今回床を貼る空間は変則的な形をしていますから、現場合わせで細かく切ってはめ込んでいく場所がたくさんあります。そういう作業がとっても簡単で済みます。あとは、大物家具や電化製品は動かさず、家具に合わせた形に切って周辺を埋める形で貼るというやり方もやりやすいです。

次に質感がなかなかよかったことです。サンプルを取り寄せてみたのですが、エンボス加工されていて……要は木目風に凸凹しているので、何となく木の床っぽく感じるんですよね。

さすがにフローリングマットよりは高かったけど、無垢フローリングと比べたらうんと安いですし、まずはこれでやってみようと思います!

 

リビング-03 床はじめます

屋内作業は雨の影響を受けないのが素晴らしいですね。雨男のふにゃまです。

我が山荘のリビング、キッチン、玄関前廊下は一体になっておりまして、すべて古いフローリングになっています。

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↑ 何度も使っている簡易図面ですが、このリビング~キッチン~玄関前の廊下(トイレとか洗面所の前まで続いているやつです)のことですね。

築36年ですから、フローリングも傷だらけで、色あせや汚れもひどいです。ですので、これはもともと張り替えようと考えておりました。

↑ こんな感じのフローリングです。色合いなんかは結構好きではあるのですが、見ての通りの傷だらけです。

 

さて、では床をどうするのか?

おおざっぱに分けると「今の床を引っぺがして完全に新しくする」パターンと、「今の床の上から新しいのを貼る」パターンに分かれます。

僕的には、完全に新しくするパターンにしたいと考えておりました。理由としては、床の断熱を直したいというのがあります。

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↑これも以前に貼った図ですが、床がこんな感じになっていまして、断熱材はグラスウールを使っていました。しかし、オープンな床下、長い経年劣化により、グラスウールを支えるケイカル板はあちこち崩れ、グラスウールがはみ出ている場所が何カ所も!

しかもですね、グラスウールというのは湿気に弱くて、湿気を含むと断熱効果がほとんどなくなると聞いております。これだけ湿気が多い場所の床で、防湿シートみたいなものも一切施工されていない以上、もはや床のグラスウールは全く機能していないのではないか? と思うのです。

ですので、床を貼りかえると同時に、断熱材も今どきの発泡プラスチック系のものに変えたいと考えていたわけです。スタイロフォームなんかですね。

 

ですが、結論から言うと、これはあきらめました。やってできないことは無いと思うのですが、リビングやキッチンの家具をすべて避難させて、床をすべて剥がし……と、作業手順を書き出しているうちに、これは大変すぎるなぁと。

ですので、作業としては「今の床の上から新しいのを貼る」パターンに決定です。床の断熱材は……そのうちがんばって「床下側から入れる」というのにチャレンジしてみようかなと思っています! ケイカル板はどうせあちこち崩れてますから、いっそ全部引っぺがし、グラスウールも取り出して処分。そして、下からスタイロフォームなんかを詰め込んで、最後に何らかの板で蓋をする、という感じです。

とはいえ、まずは床の表面から! つづきます